HTMLとは?

HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページの構造やコンテンツを記述するためのマークアップ言語です。HTMLは、ウェブブラウザに対してコンテンツをどのように表示するかを指示するための要素(タグ)を使用します。以下にHTMLの基本的な要素や概念について説明します。

  1. HTML文書の構造: HTML文書は、通常以下のような構造を持ちます。htmlCopy code<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>ページのタイトル</title> </head> <body> <!-- ページのコンテンツ --> </body> </html>
    • <!DOCTYPE html>: 文書の種類を指定します。HTML5を使用する場合はこの宣言を使います。
    • <html>: HTML文書のルート要素であり、全体を囲みます。
    • <head>: ページのメタデータやスタイル、スクリプトなどを含むセクションです。
    • <title>: ページのタイトルを指定します。
    • <body>: ページの実際のコンテンツを含むセクションです。
  2. 要素とタグ: HTMLでは、要素(element)と呼ばれる構成要素をタグ(tag)で囲むことで表現します。たとえば、<p>タグは段落を示す要素です。htmlCopy code<p>これは段落です。</p>
  3. 属性: タグには属性(attribute)を追加して、要素に関するさまざまな情報を指定できます。例えば、<a>タグにはリンク先を指定するhref属性があります。htmlCopy code<a href="https://www.example.com">例のウェブサイト</a>
  4. ネスト(入れ子構造): 要素は入れ子にすることができます。例えば、段落内にリンクを挿入することができます。htmlCopy code<p>これは<a href="https://www.example.com">リンク</a>です。</p>
  5. コメント: <!---->で囲まれた部分はコメントとして扱われ、ブラウザに表示されません。htmlCopy code<!-- これはコメントです。 -->

HTMLはウェブページの骨格を構築するための基本的なツールです。CSS(スタイルシート)やJavaScriptと組み合わせて、見た目や動作を制御することができます。HTMLを学ぶことで、ウェブページの基本的な構造やコンテンツの配置方法を理解することができます。